文吉日記

2019/01/13 ずっとほったらかしだった忍者ブログから引っ越してきました

本当だってば

昨日はカラスの行水から
銭湯の話になったんだっけ。

画像を拡大表示しても見えないのが残念だが、
あの、庭の水辺には本当にいつも
たくさんのカラスが水浴びをしに来るのだよ。

カラスっていうと、公園で子どもをつついたとか、
巣を守るために通行人をこうげきするとか、
危険そうな話をよくきくよね。

比較的身近な雀や鳩より大きいし、
真黒だし、頭がいいし、
カァー、カァーと声も大きいしで、
怖い感じがするのかな。

でも、この庭の水辺に集まるカラスは違うんだよ。
近寄るどころか、窓際から写真を撮ろうとしただけで
すぐにパーッと逃げてしまうんだ。

これが、オナガの群れだったら
それこそ幻想庭園だな。
しかし、
オナガってカラス科とは思えないくらい美しいよな。
 (失礼 > カラスくん)
でも、カラスよりもず―っとひどい鳴き声だよな。
 (失礼 > オナガくん)

もし、カラスの行水のいい写真が撮れたらアップしよう。


ところで、あの銭湯は本当に、本物だぞ。
しかも、家の近所でも何でもない、
普通だったら絶対に通らないところで
偶然に、見つけたのだ。

このまえ、とある場所からたまたま思いつきで
恐らく近くにあるだろうと思われる、
ラーメン二郎を探してさまよっていて、見つけたのだ。

歩いているとなにか、懐かしい匂いが…
ん?

    「 ぬ く い 湯 」

え、銭湯?本物?
ザバーンって入れるホントの風呂屋
驚いてしばし立ち尽くしていると、
中からさっぱりとした兄ちゃんが出てきた。

ほんとうのふろやだー。

入りたかった。
歩きまわって疲れて汗だく、
ふらふらと入って行きそうになった。
が、その日の目的はラーメン二郎だ。
後ろ髪をひかれる思いでぬくい湯を後にした。

で、どうしても気になったので、
わざわざ、はるばる、昨日行ってきたのだよ。

下駄箱に履物を入れ、中に入る。
最近では珍しい、ちゃんと番台がある。
天井は低いが、上さえ見上げなければ
立派なタイル絵もある、
カランもシャワーも古臭い、
正真正銘の昔のとおりの銭湯だ。

遠いけど、電車に乗って、
駅からも遠いけど歩いて、また行こう。

ところで「ぬくい湯」って、そのものズバリいい名前だよね。
あぁ、いかにもあったまりそうな、いいネーミングだな。
もしかすると、日本中に沢山ぬくい湯があったりしてね、
なんて、思っていたらば!
「ぬくい」というのは、
そこいら辺の地名だったのだ。

ん~っ、この事実、
なんとも言えない感じ。



ぬくい湯の煙突