文吉日記

2019/01/13 ずっとほったらかしだった忍者ブログから引っ越してきました

おせち其 ノ一

おせち料理を色々拵えるのは厄介なことだが、
重箱にちょうどよく詰めるのも大変だ。
何段目には何と何を入れるだとか
何個ずつ入れるだとか。

たくさん食べたいものをたくさん入れたいけど
それじゃあ格好悪いしな。
となりの物に味が移るのも嫌なんだよな。
で、
こんなふうに重箱に入れてみたりするんだが、
重箱が小さいんでどうもうまく収まらねえ。




きんとんはちょいとでいいんだが
田作りをいっぱい食いてぇんだな。
しかしよ、
重箱にこいつがウジャウジャ入ってるなんて
メダカの水槽みてぇだもんなぁ。

しかし、一の重ってのはなぜ、
お互いに味が付いたらイヤなモンばかりなんだ。
きんとんが付いた数の子なんて
がっかりするよなぁ?
で、小分けにしたら四つしか入らねぇ。
やっぱり四はマズイだろう。
仕方がねぇから鶴の飾りでごまかした。




二の重の主役は伊達巻だ。
酒呑みながら喰うってのに、
スーパーなんかで売っているような
甘ぁ~いのは向かねぇよな。
で、毎年甘くないのを拵える。
ウマイぞ。

なますは大根と人参だけの、
普通のが見た目が綺麗でいいんだが、
コイツも酒を呑みながら喰うには
油揚げやしらたきなんかを入れて
大根、人参と合わせて七種類の材料で作る
七福なますのほうがいいんだな。




三の重の煮しめは面倒なので
種類別に綺麗に並べたりしないで
いっしょくたにドバッと入れる。
ドバッと喰うんでな。


重箱に入りきらないものはまた今度。