なさけなや

今日は東八拳の稽古だった。

弟子入りしたのが今年の夏、７月の１８日だったので
稽古を始めてもうすぐ３か月になる。

始めのうちは拳の形を間違えずに出すことで精いっぱい、
勝ってるのか負けてるのかどころではない、
自分が何をしているのかもわからん状態だった。

ところが最近はめっきりメキメキと上達して、
はっ、はっ、はっ！
ではなく、新たな問題が。

せっかく稽古をつけていただいていても、
相手がどう思っているかが気になって集中できんのだ。
形が悪いとか、
遅いとか、
ワンパターンだとか…

とにかく、
「こやつ、ちっとも上達しないなぁ～。」
と思われているんじゃないか、気になってしょうがない。

今のはかっこが悪かった！
あぁ、またさっきと同じだ！
迷って、遅れたぁ！
とか思ってたら勝ってた！（たまたま）
とかとかとかーっ!!

うわぁ～っ、おいらの頭ん中は
煩悩と雑念でいっぱいだー。

普段は人にどう思われているかなんて、
ぜ～んぜん気にしないタチなんだがなぁ。

イカン、イカン、集中だ。
うぅむ…
あぁ、今度は飲み会の時の、あの、
凛々しい兄さんの顔が目の前にちらつくぅーっ。

あーぁ、駄目だなぁこんなことじゃ。
修行の道は長くはてしない…



呑んで忘れてる場合じゃないが…